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いよいよ始まった『くすのきの天丼』。
名古屋時代からずっとくすのきさんを支えているだけでなく、和食の名店でも修行された市原さんのデビューです。
週に2日しかチャンスがありませんので、とっても狭き門ですが、こればかりは外せないと気合で予約をいただきました。
スタートは、カラスミと胡椒のアクセントが効いたユリネの入った卵じめ。
てんぷらは軽く車エビ、エビの頭、菜の花、太刀魚そしてサツマイモ。
いよいよメインの天丼。天丼とは言っても楠さんがお気に入りのバラ天丼は、 車エビ、芝エビ、しいたけ、蕗の薹、ホタテ、白魚、せりと7種類の具材を使い、木の芽と海苔の風味を生かしたとても印象的なものです。天丼に合わせたネバリと甘味が強く香り高い岩手のお米を選び、タレも二種類使われています。
器ももちろんこのためだけに市原さんが選んだもので、大きさも雰囲気も市原さんの天バラにもちろんぴったり。
ユズ風味の白菜のお漬物と新物のアオサのお味噌汁も美味しく、大満足。
これは通いたくなります。

くすのき

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