COMMENT

食前酒はいつものプレステージスプマンテにジン、野生のアスパラガスの香りを映しマンゴーを加えた物。
今回のテーマをお伺いしたところ、「雨の後の空気」とのお答え。
木や芝生、森等様々な自然をイメージされたそうです。
最初の軽い前菜はタレッジオのチーズとウイキョウを使ったババロワ  い野生種のアスパラガス、ロンバルディアのキャビア、北海道奥尻島のウニを合わせた物。
最初の1皿からいきなり凄い世界へ連れて行かれます。
一皿目の前菜はフォアグラにフランス産カエルのモモとふくらはぎ、グリッシーニ、葉玉葱、松の実、アンチョビ、25年物の白ワインビネガーを合わせたもの。もう何て言ってよいのか、叫びたくなる美味しさ。
二皿目の前菜は、ナポリからのズッキーニ、グワンチャーレにミントを加えたスープ、北イタリアヴェネト州の白い玉葱、松の実、フランス産エスカルゴをシェリーとパンチェッタで煮たものをゴルゴンゾーラチーズとアーモンドで仕上げてあるのですが、エスカルゴがこんなに美味しい物だと初めて知りました。
付け合わせにはアニスの種をつぶして練りこんだ天然酵母のパン。
続いてアバッキオ(仔羊)の背肉にナス、青いケシの実、ヤギミルクのチーズ、黒オリーブをそえたもの。
パスタはタリオリーニ。ロンバルディアの子ウサギの背肉、腎臓、フランス産ブルーオマール、サルディニアの羊ミルクのチーズ、イタリア産白いアスパラガスの細切りを合わせ、ラルドーネのとサフラン花の雌蕊のソースで仕上げてあります。
メインは小鴨の胸肉。イタリア産赤い玉葱、サルディニアのボッタルガ、ホロホロ鳥の玉子で作ったスフォルマート、南南イタリア・プーリアのキノコ、熟成の進んだパルミジャーノ、牛と羊とヤギの3種を使い熟成させたチーズを使ったピスタチオのソース、
オレンジの実を櫛型に切って練りこんだ天然酵母のパンを合わせます。
チーズのお料理は、北イタリア・トレヴィーゾ産カサデッラトレヴィジアーナ・チーズを揚げたものに、イタリア産メロン エシャロット。
ドルチェはチョコラータのムースを凍らせたもの、シェリーにはちみつ、ギリシャ産のレーズンをマルサーラに漬けたもののジェラティーニ。
続いて白いチョコレートとゴルゴンゾーラチーズに砕いたクルミマスカルポーネチーズを使ったチョコラティーニと焼き菓子。
あまりにも次元の高いお料理に、最初から最後まで感動の連続。
言葉がありません。

フォリオリーナ・デッラ・ポルタ・フォルトゥーナ

フォリオリーナ・デッラ・ポルタ・フォルトゥーナ

フォリオリーナ・デッラ・ポルタ・フォルトゥーナ

フォリオリーナ・デッラ・ポルタ・フォルトゥーナ

フォリオリーナ・デッラ・ポルタ・フォルトゥーナ

フォリオリーナ・デッラ・ポルタ・フォルトゥーナ

フォリオリーナ・デッラ・ポルタ・フォルトゥーナ

フォリオリーナ・デッラ・ポルタ・フォルトゥーナ

フォリオリーナ・デッラ・ポルタ・フォルトゥーナ

フォリオリーナ・デッラ・ポルタ・フォルトゥーナ

フォリオリーナ・デッラ・ポルタ・フォルトゥーナ

フォリオリーナ・デッラ・ポルタ・フォルトゥーナ

フォリオリーナ・デッラ・ポルタ・フォルトゥーナ

フォリオリーナ・デッラ・ポルタ・フォルトゥーナ

フォリオリーナ・デッラ・ポルタ・フォルトゥーナ