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台風の余波で横風が強い羽田空港を遅れながらもなんとか飛び立ち、やってきたのは宮崎県。
毎年恒例の「尾崎牛肉肉オープン&尾崎牛ナイト」に参加するのが目的ですが、もう一つ、尾崎牛の内臓を堪能する会を尾崎さんが開いて下さるということで、1日前倒しでの宮崎入りです。
住所を頼りにタクシーでたどり着いた場所は、住宅地の中。そこに雰囲気のある灯りがともる雰囲気のある場所が、『燈みやび』さん。ニューヨークでミシュランの星を持つ『HAKATATONTON』の姉妹店だそうです。
前菜の盛り合わせは、タンとイチヂク、大動脈をつかったコリコリポン酢、時雨煮をつかったコロッケ、アカフク(肺)の山椒煮、茶碗蒸し。大動脈や肺など、普段なかなか食べる機会の無い部位ですが、しっかりとした処理と調理がされているので、とても美味しくいただくことができます。
続いて心臓とタンの刺身。貴重なタンはもちろん、ハツとして知っている物と違う部位なのかと思うくらい、心臓が抜群の美味しさでした。
レバーの炙りの後は、冬瓜とトマトでいったんさっぱりとしてからメインのタンシャブへと移ります。
貴重なタンを贅沢に楽しめるこのお料理、尾崎さんの大好きなエロさ満点な美味しさです。
〆もまた珍しい、内臓をつかったの握り。
尾崎牛の内臓という素材の良さはもちろんですが、難しい部位でもしっかり使いこなしていらっしゃる後藤料理長。食事の後にVサインでご挨拶して下さいました。

燈みやび

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