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今月の『新ばし 星野』さん。
スタートはヨモギ餅の白味噌仕立てから。ちょっと肌寒い日でしたので、心遣いが嬉しく感じます。
続いて穴子飯蒸し、チマキ風。
さっぱりと三田の天然ジュンサイと三陸のアワビ。
なんてことない品ですが、とっても美味しくナスをお出汁で炊いたもの。木の芽がとっても爽やかです。
揚げた小柱とコシアブラ。
明石のアマテガレイとマゴチのお造り。
七尾のトリ貝は軽く炙って。
続いてのオコゼのお椀には驚かされました。頭や骨のお出汁に昆布をつかったまる仕立てだそうですが、上質なスッポンのような旨さと微妙な質感がたまりませんでした。
焼き魚に続いての炊き合わせは、 姫茸、房総のアワビ、小芋、そら豆、エビの五種盛り。
カレイとコチの骨からとった出汁をつかった山菜のゼリー寄せ。
ご飯おかずはおジャコ、白菜の漬物、そして牛肉のしぐれ煮。そしてお味噌汁。
美味しくてお代わりが止まりません。
〆はわらび餅。しっかり硬めに練ることによって生まれる風味がとっても良かったです。
悪戯に高級食材を追わず独自の工夫を続ける姿勢には本当に頭が下がります。
季節に合わせて通いたいお店です。

新ばし 星野

新ばし 星野

新ばし 星野

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新ばし 星野

新ばし 星野

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