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久しぶりのヨーロッパ。毎日移動が続く強行スケジューでしたが、帰国前日の夕方になって少し時間ができました。あれこれやりたいことがある中から選んだのは、マウリッツハウス王立美術館。
オランダを代表する美術館で、7世紀建造の美しい建物内にフランドル派絵画やオランダの至宝レンブラントの作品の数々、そして日本で大人気のフェルメールを3作品も一度に見ることができます。遅い時間で人も少なかったのでフェルメールの部屋もゆっくり、レンブラントの部屋は独り占めして鑑賞することもできました。
いま日本で開催されているフェルメール展。私もそうでしたが大混雑の中出かけたのにもかかわらず、がっかりされた方も多いかと思います。特に酷かったのが真っ暗な部屋に絵の色も陰影もディテールも全く見えなくしてしまう強烈なピンスポットという展示手法だったかと思います。
こちらの美術館では、レンブラントならば当時の時代感が出るように窓は閉めてシャンデリアの地灯りに反射光が柔らかく当たるタイプの照明をクロスしてあてたり、フェルメールのある部屋は窓から自然光を入れたうえで、3つの作品の違いが生きるように、それぞれ違った照明機材と光の当て方がちゃんとされています。ですからどの絵も思う存分その良さを、遠目にも、近づいても、角度を変えても楽しむ事ができます。
素晴らしい作品の数々が素晴らしい環境で、見学者は各々のスタイルでゆっくり鑑賞できるようしっかりと考えて展示されている、美術館のあり方そのものに一番興味のある私ににとってはたまらない、感動の場所でした。

マウリッツハイス美術館

マウリッツハイス美術館

マウリッツハイス美術館

マウリッツハイス美術館

マウリッツハイス美術館

マウリッツハイス美術館

マウリッツハイス美術館

マウリッツハイス美術館

マウリッツハイス美術館

マウリッツハイス美術館

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マウリッツハイス美術館

マウリッツハイス美術館

マウリッツハイス美術館

マウリッツハイス美術館

マウリッツハイス美術館

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