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先月の感動メモをようやくアップできます。
いつものメンバーとは違いましたが、運よく訪れることができた、本湖月さん。
3月のテーマは、雛の節句。
娘の幸せを願う祭り最初の一品は、永楽妙前の貝の器に、三島ウド、ミル貝の酢の物に今年は行者ニンニクが合わせてありました。
続いての品、今年は普通のお餅にバチコとコノワタ、そして有明の一番海苔を使った磯辺巻き。
真骨頂のお椀は島根の十六島紫菜に宍道湖の白魚、卵豆腐。
美しい蒔絵が施された大きな御膳に、蝋燭と貝尽くしのお造りが盛り付けられて登場する貝祭りの演出は何度見ても楽しいものです。
厄除けのためのひし形のお皿に盛られた長崎産のどぐろの焼き物に辛み大根とアクセントのネギが加わりました。
江戸時代の蒔絵筆盆 にのった八寸は、甘エビ酒盗醤につくし、ユリ根金団とカラスミ、アサツキの新芽と浅利に淡雪、蓮根餅に蕗味噌、塩水ウニに菜の花。
香ばしい琵琶湖のモロコの焼き物に続いては旬菜鍋。
昨年はアカモクのおそばをはさみましたが今年は和歌山のヒロメと山芋のそうめん。
ご飯おかずに、松葉ガニのだし巻き、そして抜群に旨いノドグロのアラの煮凝り。
濃い緑の鮮やかなヨモギの金団。
お薄と最後はみかんゼリーでした。

本湖月

本湖月

本湖月