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週末食べ歩き。今回は東北、となればもちろん行先は『日本料理たかむら』さん。
八寸は、浅蜊と春菊の胡麻寄せ、祖父江のギンナン、男鹿の姫サザエ、衣かつぎにはシンプルに和辛子、枝豆、海老、卵焼き。
続いて子ヤリイカの柔らか煮。令和天皇お気に入りの品だそうです。
驚いたのが次のカブラ餅。今回はカラスミではなく、モルドバ産ベステルキャビアがのせられているのですが、このキャビアのクオリティと使う量の塩梅がまさに絶妙。前後のお料理とのバランスも崩さず、美味しさだけがきっちりプラスされています。安易にキャビアやウニを使うことには全く賛成できないのですが、『松川』さんと『たかむら』さんは次元が違います。
お椀の新しいチャレンジも素晴らしかったです。170年物の輪島塗の器の蓋をとってその景色にまずびっくり。秋田県産ゴールドラッシュ の冷たいすり流しの黄色に枝豆のグリーン、カツオ出汁ジュレ、じゅん菜。その見事な組み合わせを口にしてまたビックリ。本当にすごい方です。
お造りは秋田産ハタ、イシガキ貝 大船渡 産120キロのマグロ。はなまるキュウリと水前寺ノリが添えらえれています。
比内地鶏の首皮詰めは、太古八さんから受け継がれた江戸時代の火鉢を使って仕上げ。
同じく太古八さんから受け継がれた風格のある土鍋を使ってさらに進化した秋田錦牛タンの吉野煮 。
松茸、ナスそしてマッシュポテトとの相性もばっちりです。
タコ佐島白煮 、キュウリと薄焼き卵そして錦ゴマがアクセントになったシャコの磯辺巻き、そして出色のハモザク。
トリュフ ソース餡のかかったメンチカツはスープの様に滑らかな食感と味わい。
〆は秋田産甘鯛のお茶漬け。
デザートは氷豆腐で終了。
毎回毎回私たちのためにストーリーを考え、新しさ、チャレンジ、発展、驚き等次々と感動が盛り込まれたお料理。洗練された設えに選りすぐられた器とそれを活かす美しい盛り付け。何より温かく心のこもったサービス。
今回も感動で心もいっぱいになりました。
本当にいつもありがとうございます。

日本料理 たかむら

日本料理 たかむら

日本料理 たかむら

日本料理 たかむら

日本料理 たかむら

日本料理 たかむら

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