【前半】
金沢のイノベーティブスペイン料理『レスピラシオン』さん。
何度もスケジュール調整をしていたのですが、ちょうど良く「ミシュランガイド北陸2021特別版」で二つ星に選ばれたタイミングで、そしてちょうど運悪く緊急事態宣言下でお酒の飲めない状況での訪問となりました。
前々から計画されていたウエイティングルームが完成し、まずはそちらで加賀棒茶と紅茶がブレンドされたオリジナルティーをいただいてから席へと案内されます。
アミューズはいつもと同じ甘エビから
続いての岩ガキのお料理はホリ牧場のチーズにセリの新芽、仕上げに花山椒のオイル
フレッシュハーブの香り豊かなガスパチョには澳のオリーブオイル
スナップエンドウ豆を使ったギザンテラグリマは七面鳥
楽しい食事は自然と写真の枚数も増えます
まずは前半ここまで
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【後半】
『レスピラシオン』さんの続き
加賀のうどん粉に能登の塩、あとは水だけで作った焼きたてのパン
マハタのピルピルにはカリフラワーを合わせ、仕上げに炭化させた柚子を削ります
アスパラガスにトリガイとススタケにニンニクのソースのお皿はキウイのアクセントが効いています
トマトを発酵させて作ったパン･コン･トマトをガブッとかじり
お魚のメインは、旨味がたっぷり引き出された能登のメダイでした
続いて鹿のロースにはニンニクの芽が添えられています
仕上げのパエリアは、季節も最後となるホタルイカでした
メニューにはありませんが、旨味がたっぷりつまった毛蟹のオジヤをサービスしていただきお料理は終了
最初のデザートは、蕗の薹とイチゴから
続いてデコポン
最後に小菓子を3種類とフレッシュなハーブティーをいただいて終了
前回の訪問時からは大きく料理の方向が変わり、上質な素材の旨がしっかりと引き出されていて好感が持てます。センスの良い演出とともに、次回はワインとのマリアージュがとても楽しみです。